自宅大好き勢としてはリモートワークは大歓迎なのですが、いかんせん会社にいるときと比べると業務効率がかなり下がっていると感じています。
「〇時までに提出しないといけない資料」のように時間制限、とくにぱつっている状態であれば黙々とPCに向かう事ができるのですが、さほどでもない業務についてはけっこう先延ばしにしてしまうタイプです。
ほんと、この年齢でこんな感じで情けないなと毎日反省していますし、どうにかしないといけないと毎日毎日思ってはいるんですけど…
けど、これって新卒の人にもいえることですし40代の人でもあるあるなことなんじゃないかなって(強引に)思ってます。
リモートワークに変わったら仕事がいままでより捗らなくなったという方に、私が試したポモドーロ・テクニックなるものを記事にしましたので、全国のリモートワークで仕事捗らない勢の人は参考にしていただけると嬉しいです。
結論を先に書いてしまうと、ポモドーロ・テクニックを実践して集中することができるようになってよかったなと感じています。
逆にリモートワークでもガンガン捗っている人は、なにかアドバイスください。
ポモドーロ・テクニックのやり方
始め方はとっても簡単です。
- 25分間頑張る
- 5分間休む
- 1と2を繰り返す
このサイクルは最大4回までらしいので、2時間程度集中をしたいときに使えるテクニックということになります。
2時間以上続けたい場合は、5分休憩の部分を20~30分程度休憩をとります。
個人的には、10時に仕事を開始して4セット=2時間すると12時になるので、午前中の仕事が結構捗ると感じています。
さらに、12時からお昼休憩をして午後からスタートすることでリセットして頑張れそうです。
始める前にやりたい事・タスクを用意する
何も考えずに始めると「何をしようかな」という時間も25分に入ってしまうので、あらかじめ2時間で何をするか・午前中に済ませたいタスク・優先度の高いものを考える必要があります。
偉そうに書いてるけど、前日の夜お風呂入りながら「明日なにからはじめよっかなー」くらいのことです。
「ポモドーロ・テクニック」言葉の由来
ポモドーロというのはイタリア語でトマトという意味だそうです。
このテクニックを開発するときに、トマト型のキッチンタイマーを使って時間をはかっていたことから、ポモドーロ・テクニックとなったそうです。
私が名づけるなら「トマト大作戦」ですかね。
実際にポモドーロテクニックを試した感想
先ほども書いた通りなのですが、私は10時始業なので10時から(忘れなければ)スマホのタイマーをセットして実施しています。
記録用にメモを取っていたのでそちらを共有したいのですが、いかんせん数カ月に及ぶリモートワークで集中力は底をついている私です。(最近は週に2回くらい出社しています)
とにかく2セット(1時間)くらいからコツコツと実践して、徐々にハードルを上げていくのがおすすめです。
1日目:午前中に3セットだけやってみる
初日はリモートワークではなく出社していたのですが、善は急げということでスタートしてみました。ちょうどいいボリュームの仕事があったのでいざ実践。
今日のお昼ご飯
— どちM (@dochi_m) 2020年8月20日
午前中にポモドーロ・テクニックやってみた。
思ってたより集中できる!
なんだか続けられそうな気がする。 pic.twitter.com/YTvd8NLqbm
2日目:午前中に3セット
ちゃんとリモートワークの日でした。急ぎの仕事もなくても集中して取り組むことができるかにチャレンジ。
重要なタスクがない場合、やっぱり集中できない様子。
ポモドーロやるにはやっぱりタスクがないと集中できない
— どちM (@dochi_m) 2020年8月24日
3日目:午前中と午後に仕事で2セットずつ
なんとなく細々した仕事でもできるのでは?とチャレンジした感想。
集中すると25分というのはあっという間に過ぎるので、40分だとどうだろうと思ったり。
ポモドーロの25分て短くない?
— どちM (@dochi_m) 2020年9月4日
※Twitterでは3日間くらいしかツイートしませんでしたが、いまもちょこちょこと実践しています。
ポモドーロ・テクニックを実践して気づいたことと感想
結論からいうと、結構はかどるし良い感じでした。
ついついタイマーをかけることを忘れてしまうのですが、それでも時計をみたりすればざっくり30分周期で実践することもほぼ問題ありませんでした。
ポモドーロ・テクニックで感じたメリット
- 集中力が維持できる
- なんなら集中力がアップした
- 適度に休憩がとれるので疲れにくくなった気がする
- 効率改善を考えられるようになる
- 達成感があり、自己肯定感も高まる
25分という時間内でやってみようと集中するため、とりあえず25分間は集中が持続できるようになりましたし、時間制限があるため集中力もアップしたように感じています。
個人的に集中力や疲労感よりも強く感じたメリットとしては、達成感がうまれるということです。
かなり小さな目標達成ですが、人間は小さな成功体験を繰り返すことで自己肯定感がたかまるらしいのです。自己肯定感が高まると自信につながりますし、自信がつくことで前よりも積極的に物事に取り組むことができるそうなので、ポモドーロ・テクニックは一石三鳥くらいのメリットがあります。すごいね。
ポモドーロ・テクニックで困ったこと
- 仕事自体が想定していた時間よりも早く終わるものだった場合時間があまる
- 途中で電話などがかかってくると邪魔されてしまう
- ながら作業やマルチタスクは向いていない
- いいところで休憩を取らないといけない
完全無欠と思われたポモドーロ・テクニックですが、デメリットというか課題点がいくつかでてきました。
一つ目にあげた「時間が余る」現象については、私のやり方が悪かったなと書いていて思いました。
この場合、余った時間で抜け漏れがないかを再チェックするなど時間を有効活用するべきでした。
あと、作業の途中での邪魔やついついやってしまいがちなながら作業については、社内のスケジュール表に仮の予定を入れてみたり、細かい作業をまとめてやる1セットをつくることで解決できそうです。
ただ、最後に書いた「いいところで休憩をとらないといけない」についてはどうしよかなという感じなのですが、逆をいえば休憩中に「この後、これをこうして、ああして進めよう」と考えることもでき、次の1セットでスタートダッシュできるので、欠点でもありつつもメリットなのかもしれませんし30分周期が足りないと感じるくらいが丁度よいのかもしれません。
これについては、同じようなことを中野信子さんも著書「あなたの脳のしつけかた」のなかで言っているので、気になった方は読んでみてください。
例えばこんな人・場面でも応用できそう
最後にこんな人にポモドーロテクニックおすすめだよというのをいくつか考えたので、当てはまるものがあるひとはぜひ試してみてください。
- とにかく怠惰でやる気がおきない
- 残業せずはやく仕事をおわらせたいとき
- 資格を取得したい
- 集中力がなく、疲れた気分になりやすいひと
- (ブログを書くとかのような)副業を毎日コツコツやりたい場合
- どちらかというとM気味のひと
- 仕事を短時間で進める力をつけたいひと
そんなわけでポモドーロテクニックを駆使しようと思いますが、
その前に自分の脳みそちゃんとしつけないとだな…