先日とある素敵レシピを見つけました。
「ああ、これで
冷凍庫に入ったままの里いもも無事成仏できるんじゃないか」
そう思ったのです。
そのレシピはこちら。
で、紫玉ねぎが入って見た目もおしゃれなうえに”いぶりがっこ”が入っていて、
さらに日本酒に合うとは!
素敵やん?作るしか選択肢はないやろ。(鶴瓶風に)
ってことで、作ることにしました。
個人的にいぶりがっこに特段思い出はないのですが、近所のスーパーにいぶりがっこが置いてあるか一抹の不安がありました。
たくあんは見かけるが、いぶりがっこを見かけた記憶がない。
レシピにもいぶりがっこがない場合はたくあんでも代用できると書いてありましたが、
日本酒飲むならいぶりがっこじゃないですか!?
というわけで、自宅で持て余していたこちらのスモーキングガンを使って
自宅でたくあんを燻していぶりがっこを作ることに決めました。
自宅で燻製作るのむずかしくないよ
自宅でも簡単に燻製ってできちゃうのですよ。
Amazonとかちょっと検索するだけで、燻製セットみたいなの売ってます。
この先の人生で何回も自分で好きな燻製作れるのに、初期費用がめっちゃ安いのです。
そして、ハマっちゃう人はハマる理由がありまして、それがスモークチップ!
さくらとかりんごとか色んな種類の木からできたチップがあるんですけど、それによっても香りが違うんです。
ちなみに初心者はさくらのチップがおススメです。
フライパンでも燻製作れます
燻製セット買わなくても、実はフライパンと網とチップがあれば作れちゃいます。
フライパンに水とかいれないので、空焚きみたいになるのでカセットコンロとかでやるのがおススメです。
もっとスマートに簡単に燻したい人はスモーキングガンがおすすめ
私はですね、素材に熱を加えたくなかったのでスモーキングガンなるものを持っています。
「素材に熱を加えたくない」というのを具体的に言うと、刺身です。
かつおのたたきとかは周りだけ火が通っている方が香ばしいのですが、火を入れたくないものもあるのです。
おすすめは、秋刀魚の刺身です!
秋刀魚はスモークすると悶絶しますよ!
秋になるのが楽しみになります。
「たくあん」から「いぶりがっこ」をつくる方法
ちょっと脱線してしまいましたが、いぶりがっこ作りますね。
今回はSEIYUのきってあるたくあんを使います。
スモーキングガンで作ってみる
こんな感じでお皿にたくあんを乗せて、上からガラスのボウルなどで密閉させて、その隙間にスモーキングガンのチューブを入れてセットします。
なんか宇宙を感じますね。
では次に、スモーキングガンのセットをしましょう。
本体にこんな穴があるので、燻製チップを入れます。そして本体のスイッチをONにしてから、 チャッカマンで火をつけます。
チップはこのくらい入れておきましょうかね。
無事火がつきました。
スイッチをONにしないと全然火がつかないので注意です!(久しぶりに使ったら忘れてて全然つきませんでした…)
テーブルに置くとちょっと音が大きいので、フキンを本体の下に置いておくと安心です。
数秒でこんなに煙が充満します。このまま自然に煙が消えるまで放置します。
煙が充満したらスモーキングガンはOFFにしちゃってOKです。
で、スモーキングガンでいぶりがっこできたかなと思って味見してみたんですけど、全然いぶりがっこ感は出ませんでした!
普段チーズや刺身などには香りがついていたのですがたくあん本来の香りに負けてしまったようです。
気を取り直して、今度はフライパンで燻製を作ることにしました。
はい、フライパンで燻製作りに初挑戦
いままでスモーキングガンに頼りきっていたので、フライパンで燻製を作るのは初めてです。ですが、幸い材料は自宅にあるもので十分足りました。(多分)
まずは、カセットコンロにフライパンです!
アルミホイルをひいて、その上に燻製チップをこのくらい入れればいいのかな?かな?
そして網の上にたくあんを乗せるのですが、不幸なことに自宅にある網はフライパンの上に設置するタイプのものしかありませんでした…
仕方ないので、下の写真のようにアルミホイルで煙が出ないように強引に調整しています。フライパンでやる場合は、フライパンよりも小さい網があるとめちゃくちゃ便利です!!!
いよいよ火をつけますが、チップから煙が出るまでは強火でも大丈夫そうです。
チップから煙が出てきたら中火〜弱火にして、10分弱です。
けっこうモクモクしてきました。フライパンでやる場合は、換気扇回しながらやりましょう!
10分もかからないうちにいぶりがっこできました!
わかりやすいように、いぶす前のただたのたくあんも並べて比較してみました。
かなり色が違いますよね!こうしてみると、柿みたいな色ですね。
自家製いぶりがっこの味は?
えっとですね、単体で食べた感想は…
なんていうか「いぶりがっこ」というよりも「たくあんの燻製」でした。
いぶりがっこがスーパーに置いてあるなら、いぶりがっこのほうが良いと思います。
ですが、このあとポテトサラダにして食べたら「たくあんの燻製」でもめちゃうま!でしたので、あくまで単体で食べるなら既製品のいぶりがっこという感じです。
やっと出来上がった里芋のポテトサラダは日本酒によく合う!
試行錯誤の結果やっとポテトサラダの調理にたどり着きましたけども、もうどんな料理だったか戻るのも面倒だと思いますので、再度リンク貼りますね。
なんていうか、素敵レシピではあるのですがちょっとだけアレンジさせていただきました!
オリジナルの材料に加えて、粉チーズと大葉を足しています。
いぶりがっことクリームチーズは合うと言いますし、きっと今回のレシピにもドンピシャで合うことでしょう!
どちM流里芋ポテトサラダの材料(写真にチーズ入れ忘れた…)
- (SEIYUで買った)冷凍の里芋:一袋(250g)
- 紫玉ねぎ:1/8個くらい
- 自家製いぶりがっこ:6枚
- 大葉:好きなだけ
- マヨネーズ:大さじ1
- 豆乳:大さじ1
- 粉チーズ
- 塩、こしょう、醤油
作り方
- お皿に冷凍のままの里芋をいれてラップして、500wの電子レンジで6分加熱
- 里芋をフォークで潰して、刻んでおいた他の材料とまぜまぜ
- 粉チーズも入れてまぜまぜ
- 最後に塩コショウ、醤油で味を見てできあがり
めっちゃ簡単で、おしかったです!
ポテトサラダに入っていると、いぶりがっこ感は強くなりました!
けど、いぶりがっこがなくてもたくあんでも十分美味しいと思います!
おともに、こちらの「山川光男」という日本酒を用意しておりました。
ふざけた名前ですが、飲みやすくてかなり美味しいのですよ。
ちなみに、これ毎年味が違います。
ふぅー、朝からいろいろとがんばっちゃったなー。