待ちに待ったジョン・ウィックシリーズの第3弾となる「ジョン・ウィック:パラベラム」が10月4日に公開始まるので、予習として1作品目と2作品目を観ています。
観たことない人でもジョン・ウィック:パラベラムからいきなり楽しんでもらえるように、多少ネタバレの感想記事を書きたいと思います。
特に映画に詳しいとか俳優に詳しいとかもありませんので、素人の感想となりますが…
※今回はシリーズ1作品目についてのビューです!2作品目も今週中にアップしたいと思います。
ジョン・ウィックの出演者
不良ヨセフ:アルフィー・アレン
不良の父ロシアンマフィアのヴィゴ:ミカエル・ニクヴィスト
助けてくれるスナイパーの友人:ウィレム・デフォー
ホテルのフロントマン:ランス・レディック
ジョンを襲ってきた女暗殺者:エイドリアンヌ・パリッキ
ジョン・ウィックのあらすじ
シンプルに書くとするならば「怒らせちゃいけない人を怒らせるとどうなるか」という「復讐アクション」映画です。
かつて伝説の殺し屋と言われた主人公ジョン・ウィック。
奥さんが病死した後に、彼が悲しみ塞ぎ込むことを予想していた奥さんから可愛いビーグル犬が届くのですが、街中でからんできた不良(ヨセフ)に自宅襲撃され、奥さんの形見である犬を殺されさらに大切にしていた車(マスタング)を盗まれてしまったことから、復讐のための殺し屋に戻ります。
実はこの不良、ロシアンマフィア(ヴィゴ)の息子でして、かつての仕事仲間だったのですが息子可愛さに手下集めてジョンの自宅を襲います。(もちろんジョンの勝利)
なかなかヨセフに復讐をすることができなかったジョンですが、息子の命より自分の命が大切な父親ヴィゴのおかげで復讐を果たすことができました。
めでたしめでたしで終わりたいところですが、ピンチの時にジョンを助けていたマーカスをヴィゴに殺されたジョンはやっぱり復讐に向かいます。
ジョン・ウィックのネタバレレビュー
ストーリー | ★★☆☆☆ |
キャスト | ★★☆☆☆ |
アクション | ★★★★☆ |
リピート度 | ★★★★☆ |
もしかして伝説の男って思ったよりも強くないかも?
「鉛筆1本で3人を倒す」という伝説の男なんですけど、アクションシーンだと結構やられちゃいます。
というか開始早々血だらけなジョンから始まりますからね!死ぬの?っていう印象から始まる映画です。
もちろんストーリーが進み応援もするのですが「大丈夫?勝てるの?」とか心配してしまうシーンが結構でてくるのです。ストーリーが進むにつれて顔の傷も増えていく…
ダイ・ハードやREDのブルース・ウィリスはなんていうか、殴られても多少撃たれても観てて「絶対、大丈夫!」感が強いのに、ジョン・ウィックのキアヌは心配感がある…体型の差でしょうか?
さらに、ジョンがピンチになると助けてくれる昔の仲間が出てくるのも、伝説の男感が減ってしまっている要因かもしれません。
けど、もしかしたら次に書く部分がそう思わせているのかも。
主人公ジョン(キアヌ・リーヴス)がいろいろ引きずりすぎ説
この映画の上映時間は103分なのですが、そのなかで奥さんの写真を見たり、奥さんのことを思い出す回数は7回です。
さらにそのうち1回は、奥さんのことを思い出して涙します。
さっきも書きましたけど、映画最初で血だらけのジョンがスマホに残していた奥さんの動画をみながら倒れるところから始まるわけですから、観ているこっちはどんなに濃い恋愛をしてきたのか気になりすぎる…けど、そんなこと全然教えてくれないんですよね。
ねえ、二人の出会いからなにから教えてよ!
敵のマフィアから「たかが犬が死んだことを」と言われた際にジョンはこんなことを言っています。「妻が死んで絶望した。犬がきて孤独を忘れることができる希望を受け取った」と。
奥さんの死を引きずっているというよりも、ジョンにとっての「希望」を消されたことで今回の復讐を実行しているという事でしょうか。
コンチネンタル・ホテルあったら行ってみたい
コンチネンタル・ホテルというのは、殺し屋ばかりが宿泊するというホテルです。もうそんな設定だけでもワクワクするじゃないですか。
殺し屋が集まる=殺しが始まるかと思いきや、このホテルは「お仕事(殺し)禁止」なんです。殺し屋業界でのルールであるその掟を破ってしまうと、お仕置きが待っています。
実際にジョンを狙い(失敗に終わった)さらに他の宿泊者をホテルの中で殺してしまった暗殺者はホテルのオーナーらに葬られてしまいました。
そしてその始末はチャーリーという掃除人が行うのですが、「お掃除」の依頼は「12時にディナーの予約を」というようにオシャレ。
コンチネンタル・ホテルにこういったルールができた背景や、宿泊代がいくらなのか、特別なルームサービスがあるのかなどは不明ですが、なんだか泊まってみたくなるホテルです。
ジョンから逃げているヨセフを葬ろうとするジョンは結構な傷を負ってしまいます。血だらけのジョンがホテルへ帰ると丁寧なフロントマンにクリーニングは頼めるかと聞くのですが顔色変えずに「残念ながらその汚れは落とせないと思います」と返しさらに「飲み物はいかがですか。バーボンなど」と言うのです。
ジョンの体のこともっと心配してあげて!
まあ、ありえないけどオシャレやん。
いろんなシーンで出てくるコインは何?
ジョンもマフィアのヴィゴも持っている金のコイン。これが何をさしているのかは不明ですが、とにかく殺し屋の中では結構重宝されているアイテムのようです。
先ほどのコンチネンタル・ホテルで宿泊代がわからないと書いたのですが、なぜってそのコイン1枚だったからです。ちなみにヴィゴの手下に襲撃された後、掃除屋のチャーリーに払ったコインは7枚くらいでした。
私は殺し屋ではないので、お掃除代とホテルの宿泊代どちらが高いかといわれたら「お掃除」というくらいのことしかわかりませんけど…いったい1枚いくらなんでしょう?
いますぐジョン・ウィックを見るにはAmazonプライムビデオ
Amazonプライムのレンタルだと7日間で100円でした。安っすぅ!
いままでTSUTAYAで借りてましたけど、返却も必要ないし安いし本当Amazon Fire Stick買ってよかったです。
シリーズものの映画って続編ができるほど面白いので結構好きなんですけど、「あれ、前回どんな感じで終わったっけ?」みたいに気になることが多いので、これからは予習ができる!と個人的に盛り上がっております。
結構待ちに待っていたシリーズ3作目ですが、こう書いてみると意外とそうでもないかも?とか思ってしまったのは事実ですが、なんだかんだで復讐しきるのはスッキリしますし、オシャレなアクション映画観たい人にはおすすめです。
てなわけで、近日中にジョン・ウィック:チャプター2のレビューも書きます。
そして今週末公開のジョン・ウィック:パラベラムも観に行きます!