今年の夏は雨が多くてあまり夏ぽい気がしませんでした。
ですが気温は高いし湿度も高いので、やはり毎年のように半袖を着るしか選択肢はありません。
私は通勤に電車を使っているのですが、この季節どうしても気になっていたことがあります。
男性の脇毛は見えていいのか問題
通勤電車では立っている人はたいていつり革につかまります。
そうすると半袖の袖口から脇毛が見えることになるのです。
自分も立っていれば他の人の脇毛が見えることは少ないのですが、座っている人からは丸見えです。
また、つり革に段差がある場合、高い場所にあるつり革をつかんでいれば、立っている人からも丸見えです。
私は通勤電車でも混雑する駅の前から乗車しているので座れることが多く、それゆえ他人の脇毛を見る機会が多いため疑問に思うようになりました。
「男性の脇毛は見えていてもいいのか?」と。
そういうものだと受け止めている人が多いので特に話題に上がったこともありませんでしたが、気になったので周りの友人たちにも聞いてみたところ
「見たくない」という意見が多かったです。
理由としては
- 縮れているからなんか嫌だ
- 彼氏以外のは見たくない
- 外国人は剃っている、男も処理しろ
- 臭ってきそう
というものでした。
もちろん「どうでもいい」派がいたのも確かです。
なぜ外国人は男性もムダ毛処理しているのか
日本の男性はボーボーですが、外国の人は結構ツルっと処理されていますよね。例えば、オリンピックの体操種目では、やっぱり脇毛のある選手は少ないので目を引きます。
スポーツの世界では少しでも無駄なものを無くすためかと思っていましたが、どうやらそういう理由だけではないようです。
どうやらムダ毛を処理するのは「エチケット」という考えが広まっているからだそう。
脇毛だけではなく腕や脚、下の毛までも処理の対象になるとか。
「エチケット」といわれるまで広がっているとは恐るべし。
どうやら最近では、スネ毛の毛量を少なくするグッズもあるみたいですね。ナイス!
女性の脇毛が可愛そう
薄着の季節が近くなると広告で、「夏が来る前に脱毛しよう!」みたいな脱毛サロンのうたい文句をよく見かけますよね。
これは毛深い女性は「悪」みたいな風潮のせいではないかと思います。
個人的な美德感から毛が嫌いだからという人もいるでしょうが、毛深い女は美しいという世の中であればここまで脱毛は流行らなかったでしょうし、むしろ毛生え薬が流行った可能性も否定できません。
ですが現状、半袖の季節に女性は脇毛の処理をスキンケアよりも重要視しなければなりません。
処理が甘かったりすれば、男性からも女性からも陰口を叩かれることもあります。百年の恋さえも冷めてしまう可能性があります。
男性だったら何も言われないのに、女性は叩かれてしまう。
同じとこに生えてるだけなのに、女性の脇毛は存在を否定されてしまう…かわいそうに。
同じ場所に同じ目的で生えてくるのに、見た目が美しくないから女性だけ処理というのはなぜでしょうか。女性から見ても、男性の脇毛も目美しくないと思いますが…
そもそも脇毛は何のために生える?
突然のカミングアウトになりますが、私には脇毛がありません。
大人になればいつか生えてくると思っていたのですが、社会人になっても生えてきませんでした。
なので、脇毛処理がどれだけ大変か分からないものの、生えてこなくていいの?という疑問があるため、そもそも脇毛は何のために生えているのか調べてみました。
- 腋の下は皮膚が薄いので毛で守る
→皮膚が薄いうえ、腋の下にはリンパ管が集中しているので摩擦や衝撃から守るために脇毛が生えたようです。 - フェロモンを拡散させる
→腋の下にあるアポクリン腺から放出されるフェロモンをさらに広めるためだそう。
たしかに腋の下は皮膚が薄いですし血管も通っているので理にかないます。体に熱がこもった時とかは腋の下を冷やすといいってよく聞きますもんね。
ですが、フェロモンは古代人の話なので現代人はあまり関係なさそうなのでやはり、守るために生えてくるんでしょうね。
…となると、わたし自分の体から守られてないですね。
けど、体を守るために生えているってことなので「脇毛」は「正義」ってことでしょうか。
男性も脇毛処理してほしい
ここまで他人の脇毛について考えてみましたが、個人的には男性にも脇毛処理してほしいなと思っています。
電車や職場で男性の脇毛が見えてしまった時は「見ちゃいけない!」とも思ってしまいます。
感覚として普段見えないものだからこそ「卑猥なもの」として捉えているからだと思います。そしてさらに追い討ちをかけるようにその形状が、多少縮れているから。
なので「半袖から見える脇毛は悪」にしたいと思います。
あと、腕枕された時になんか邪魔ですからね、彼女や奥さんがいる男性たちには脱毛してほしいくらいです。