たまに読書もしているので、ぼちぼち読書感想分的なものも書いていきたいと思います。
だがしかし、個人的な備忘録に近いものがあります。。。
いままで自分の中で感じてはいたけれど、なかなか言語化できていなかったことがたくさん書いてあって、とても参考になりました。
なんとなく職場や学校などで、自分が浮いてしまっているのかなと感じることもあったりするかと思います。そういった方には結構オススメです。
どちM的は基本的にKindleでこういった本を読むことが多いのですが、ためになったなと感じた部分はKindleの「マイノート」機能を使って、あとからその部分だけ読み返すことがあります。
というわけで、どちM的マイノートの記録を紹介したいと思います。
- ちゃんと友人として付き合あえるのはせいぜい30人程度
- 友達は自分で選べるので「素敵な人だな」と思う人を一人ずつ増やそう
- 泥水が入ったコップもきれな水を入れていくうちにきれいになっていく
→つまり少しずつ「お気に入り」的なものを身の回りに集めよう - 20代なら20代(遊びたい世代)の、40代なら40代(子供や家族のため)のそれぞれお金の悩みにふりまわされている
- あたりまえだけど、運・不運は交互にやってくる
- 不運があっても不幸になる必要はない
→分けて考える - ある程度運命はきまっているけれど、自分次第で変えられる部分は必ずある
- 生きる意味をつかみとると、深いところから心の平安がうまれる
→まだみつけられない… - 人生の目的を見つけることができずなんとなく人生が終わるほうが多い
- まわりの人や仕事、会社の評価によって自分の感情が左右され、幸せ度が変わるのは人生の目的を掴み取っていないから
→本当に同感。承認欲求と同じ。
もともと友人が少ない自分にとって、付き合うのは30人程度というのはなんとなく励まされたような気分になりましたし、
ずっと人はお金の悩みに振り回されるんだなと、ある種諦めのようなものを感じました(いい意味で)。
人生の意味についてずっと悩んでいて、やりがいや生きる意味についての心構えのアドバイスをもらえた気がします。
また、どちMは周りからの評価を気にしがちなタイプで、その評価によって幸せ度が変わってしまいます。承認欲求とは少し違うのかもしれませんが、かなり近いものがあるのだと思います。
もちろん、人から褒められるのはみんな嬉しいと思いますが、てっとりばやく「立派」と思われたいという意識が強いようなので、「自分にとって」の人生の意味を見つけられるようにしたいです。
あと「生きる意味」とは何なのかを悩んでいた時期があって、
映画好きでも有名な精神科医 名越さんのこちらの本も読みました。
結局のところ「生きる意味」の結論に関してはやはり答えがありませんでした…
だって、名越さんも生きているんだもの結論なんて出ないよね、そりゃ。
ですが、名越さんが普段気をつけていることや「心とは瞬間ごとに変化し続ける運動である」つまり「私たちは1秒ごとに変化している」ということが書いてあり、それは今でも週に1回は思い返しています。
私たちは普段の生活において全く自由ということはなく、ある程度まわりの人間関係や状況に応じて、我慢をしたり相手に合わせるといったことをしています。
また我慢とは逆に、勝手に自分の中だけで自発的に落ち込んだり喜んだりすることもあります。
そう考えると「常に自分は変化している」と考えることができますし、それを知っていればなぜか朝からイライラしている日なんかは「ああ、今日の自分はイラついているな」と客観的に見ることができ、「今日はイライラしているので、職場の人と接するときはいつも以上に気をつけよう」と思えるわけです。
正直この本のタイトルにつられて読み始めたのですが、なかなか"どうせ死ぬのになぜ生きるのか"という問いに対しての答えが出てこなかったので、読んでいる最中は「まだ出てこない!」 とイライラしながら読んでいました。
最終ページになっても答えがなかったので少し落胆しましたが、今になって思うのは読んでよかったなということです。
そもそも名越さんは精神科医であるのですが、仏教の考えに関心を持っているらしく日々の生活にも取り入れているそうです。
対立するであろう西洋と東洋の考えを無理なく自分の生活にすっと取り入れているという部分がなんとなく面白いなと感じられる一冊です。